ニュースリリース
クルマ・技術
米国IIHS安全性評価試験でマツダ全対象車種が最高評価「2017トップセーフティピック+」を獲得
−「SKYACTIV-BODY」と先進安全技術「i-ACTIVSENSE」搭載により、高い安全性能を証明−
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、米国保険業界の非営利団体である米国IIHS*1(道路安全保険協会)による安全性評価試験において、「マツダ CX-5」をはじめとする、2017年に試験対象となったマツダ全対象車種(米国仕様車)が、最高評価にあたる「2017トップセーフティピック+(プラス)*2」を獲得*3したと発表しました。
IIHSの安全性評価は、衝突時の乗員保護に関する5つの試験項目(オフセット前面衝突、スモールオーバーラップ前面衝突、側面衝突、後面衝突時頸部保護性能、ルーフ強度)に加え、衝突被害軽減ブレーキや前方衝突警報装備による衝突回避性能、及びヘッドライト性能について評価されます。
2017年にIIHS安全性評価試験の対象となったマツダの車種は「マツダ CX-5」の他、「マツダ CX-9」、「マツダ CX-3」、「Mazda3(日本名:マツダ アクセラ)」および「Mazda6(日本名:マツダ アテンザ)」の5車種であり、これら全ての車種が最高評価にあたる「2017トップセーフティピック+」を獲得*3しました。
IIHSの発表によると、2017年の試験対象車種を製造した自動車メーカー全16社中、マツダが唯一、全対象車種において最高評価を獲得*3したことになります。これはマツダ全対象車種が、これまでの評価項目に加えて、今回からの新たな評価項目であるヘッドライト性能評価においても、高いレベルの成績を収めたことによるものです。
マツダは、ドライバー・人間を理解・信頼・尊重する「MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)」*4という安全思想のもと、ドライバー自らが正しい「認知」「判断」「操作」をできることがお客さまの安全・安心を支えるための基本要件と考え、クルマ全体を根本から見直した商品開発を一貫して行っています。自然に足を伸ばした位置へペダルを配置することにより運転しやすく疲れにくいドライビングポジション、交差点などにおいて危険を認知しやすい前方視界、様々なシーンで意のままと感じる操縦安定性などが、マツダの新世代商品に共通する魅力としてこれまでに多くのお客さまからご支持をいただいております。
これらのマツダ新世代商品の特長に加えて、今回のIIHS評価試験において高い予防安全性能として証明された衝突被害軽減ブレーキや、夜間の運転視界をサポートするために配光を自動で最適状態に制御するヘッドライトなどの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」装備群は、日常の様々な環境における危険の認知を人間中心の発想でサポートしています。また同様に、高い衝突安全性能が証明された「SKYACTIV技術」のひとつである「SKYACTIV-BODY」は、ボディ構造の原理原則に立ち返り、構造、工法、材料を一から見直した理想のボディを目指して開発し、走る歓びにつながる軽量化を追求するとともに、万一の事故時における安全性能を高めています。
今後も人間を中心に考えた安全技術の研究・開発に取り組み、すべてのお客さまに「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」を持つ商品をお届けすることで、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります。
- *1 IIHS: Insurance Institute for Highway Safety
- *2 Top Safety Pick+
- *3 「2017トップセーフティピック+」獲得対象のマツダ車は、メーカーオプションの予防安全装備が装着されています。
- *4 MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)は、ドライバー・人間を理解・信頼・尊重することを重視した中で、ドライバーが安全に運転できる状態を最大限に確保し、事故のリスクを最小限に抑制することを目指した安全思想のことです。
<参考>
■米国IIHS(Insurance Institute for Highway Safety)ホームページ:http://www.iihs.org/